感染予防対策にご協力ありがとうございます

皆さまこんにちは😃 助産師の早稲田幸子(わせだゆきこ)です。

冬が過ぎ、GWもあっという間に過ぎて気が付けば5月も半ば。
本来ならば過ごしやすい季節で外出の機会も増える時期ではあるのですが、今年は外出が非常に難しく普段とは違った緊張感の日々を皆さまはお過ごしのことと存じます。

令和2年5月中旬の時点では石川県では新型コロナウィルス感染症の特定警戒都道府県に指定されております。
当院では通院される患者さま、分娩されるお母様への感染予防を第一に考え、外来では完全予約制や来院制限、また病棟におきましても立ち会い分娩および面会禁止の措置を導入させて頂いております。このような状況下の中、皆さまのご協力が迅速に得られており、ご家庭においてもご実家への帰省を見合わせたり、不要不急の外出自粛を更に強化されたり、と危機管理の意識の高さを肌で感じております。

改めまして、通院される患者さま、分娩されるお母さまのご理解、ご協力を日頃より賜りましてスタッフ一同心よりお礼申し上げます。

医療従事者である私たちが感染予防の管理体制を整えることはさることながら、患者さまやお母さま、そしてご家族のご協力があってこその運営だと考えております。新型コロナウィルス感染症が流行するまでは、冬期の面会制限の時期以外は面会も可能でしたし、立ち会い分娩も可能な限り行なっておりました。初産のお母さまは「1人で大丈夫かな❓」、経産のお母さまでも「今回1人で乗り切れるかな❓」とお産に対する不安は拭えないですよね。

私はお産についてのパパママ教室を担当していることもあり、教室内で「お産とは」を妊婦の皆さまと一緒に考える機会が毎月ありました。率直に申し上げて教室で妊婦さんとお会いできないことを寂しく思っております。今は教室でお会いすることは叶いませんが、これからご出産を控えている妊婦さんに伝えたいことは「上手に産もうと思わなくてもいい。」「産む力は誰にでもある。」ということです。
私は教室開催の際はこの言葉を必ずお伝えしています。呼吸法も大事、イメージトレーニングも大事…。けれどもまずはご自身を信じてくださいね。

今は散歩の外出も躊躇してしまいますよね。そして車社会、歩く歩数も以前に比べて断然減少傾向にあります。
洋式トイレの普及でなかなか「しゃがむ」という姿勢も取らなくなりました。

そこでご自宅でできる簡単な姿勢を一つご紹介。
妊娠後期のお母さまは、是非あぐらをかいてお腹に手を当てて口からフーッとはいて鼻からゆっくりお腹を膨らますように吸い込んでください。深呼吸の練習に併せて骨盤も刺激しましょう。あぐらをかくと骨盤がキュッと立ち、赤ちゃんが降りて来やすい骨産道を作ります。あぐらはお産には有効ですよ。

入院生活においては、栄養部の調理師が「ご家族と面会が出来ない環境下であってもたくさん食べて少しでも元気にそして笑顔に過ごしてもらい❣️」と腕を奮っております。先日の「こどもの日」はお子様ランチならぬ「大人様ランチ」という行事食を提供しました。

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ウィンナーがこいのぼり🎏😋
家でも作ってみたくて調理師の別所さんに作り方を聞いたら「目のチーズはストローを使ったら簡単に切り抜けますよ。そして刻み海苔を乗せます。」と。休校中の今、挑戦して娘たちに作ってみようかと思っております…💪

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5月5日のおやつです🎏 ワッフルも一つ一つ丁寧に焼き上げます。
厨房からワッフルの焼き上がるいい匂いが…😍🍽 食欲をそそる素敵な匂いなんです…😌

病棟でも、このような時期だからこそお母さまの気持ちに寄り添えるようスタッフ一同心掛けております。
「面会できなくてもスタッフの皆さんと色々話せて楽しかった。」というお声も頂いております。入院前は色々不安はあるかと思いますので遠慮なくお声がけ頂ければ、と思っております。

当院での感染予防対策は当面続きます。スタッフの健康管理、ガイドラインに沿った感染予防対策を今後も遵守し皆さまが安心して通院、入院生活が送れますようスタッフ一同一層努力して参ります。

万が一、受診日(もしくは受診日前日2週間以内)に発熱、体調不良、もしくは受診日2週間以内に感染が疑わしい方との濃厚接触があった場合は遠慮なくお電話を下さい。電話での体調確認と予約の取り直しを行います。

皆さまにはご不便をおかけしますが、引き続きご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
 
 

医療法人社団 アンジュレディースクリニック 助産師 早稲田幸子