皆さま、こんにちは😊 アンジュレディースクリニック 助産師 早稲田と申します。
先月の梅雨が明けるといなや石川県は連日厳しい暑さが続いていますね。
先日東京オリンピックの閉会式が行われました。
東京2020のオリンピックは開催が決まった時は、誰もがこのようなコロナ禍の最中に開催されるとは思ってはおらず、皆さまも胸中複雑な心境で観戦されていたのではないでしょうか❓
私はニュースで拝見する程度ではありましたが日本選手の輝かしい活躍を聞くたびに胸が熱くなっておりました🇯🇵✨
選手の皆さまは一年延期のオリンピックに調整をするために涙ぐましい努力を重ねて来られのでしょうね。
さて、当院では新たに当院使用のハンドブックが出来上がりましたのでお知らせ致します🤗
コロナ禍での教室自粛を受けて、「お産や育児によりよい情報を提供したいな。」という思いから約1年かけて看護部スタッフ一同で作成いたしました。
妊娠期の過ごし方、当院でのお産について、そして授乳室での情報をまとめてございます📙
令和3年7月より配布を開始致しました。
当院でご出産される方には無料でお渡ししております（紛失にて2冊目ご希望の方は500円となります）。
母子手帳交付の説明時、里帰り分娩での初回妊婦健診時に助産師外来にてお渡ししております。
このハンドブックが是非「皆さまのお力になれればいいな😊❣️」とスタッフ一同願ってやみません。
妊娠期から1ヶ月健診までどんどんご活用下さいね🤙✨
せっかくですので併せて今年の7月7日の七夕ランチをご紹介致します🎋
素麺にトマトのジュレ🍅 おしゃれですよね〜〜😋
実は私には七夕にはちょっとした思い出があります。
先日、ニュースで東北地方での七夕まつりのニュースを拝見しました。
私は助産学科時代、金沢を離れ東北に住んでいました。
当時すごく厳しい勉強、実習に心が折れそうになり、目標さえも見失いとてもつらい学生生活を過ごしていました。
学生時代の8月上旬、病院の帰りに通ったアーケード。
そこには飾られたたくさんの「七夕飾り」。
いつも下を向いていた私はあまりにもたくさんの七夕飾りを思わず見上げて飾りを見入っていました。
私の気持ちを察してくださったのか教授が黙って一緒に見上げてくれました。
そして「綺麗でしょう❓ 東北は毎年この時期に七夕まつりがあるのよ。」と語りかけてくれ「はい。」としか返事をしない私に、
「…大丈夫、大丈夫よ。あなたはきっと感謝される助産師になれるわ。」とそっと一言。
言葉は決して多くはありませんでしたが、時折発せられる教授の言葉に耳を傾けながら一緒に肩を並べてアーケードを歩きました。
令和3年8月9日 河北新報より引用
当時私はあまりにも心身ともに疲れていたので、アーケードを渡りきった後どうやって帰宅したか覚えてはいないのですが、教授の優しい励ましにどこか救われた思いでした。
東北の七夕まつりは新暦日付の月遅れ、すなわち民俗学上中暦と呼ばれる8月6日、7日、8日の3日間に渡り行われます。
昨年は新型コロナウイルス感染症のため中止となり、2年ぶりに開催されたニュースに当時の思い出が蘇りました。
つい昨日のような感覚になったのですが、ちょうど20年前のエピソードです。
不思議なものですね。鮮明に思い出せるんです。
修了式にクラスメイトからもらったメッセージボードに「いろんな日々が思い出されます。一緒にみた七夕まつり 一緒に歩いたアーケード…。いい思い出になりました。」と教授からのメッセージも書かれていました。
「そうですね、教授。私もです。私も教授とみた七夕まつりは絶対に忘れません。」とお互いの思い出になった喜びを強く感じました。
卒業と同時に東北の地を後にしたのですが、いろんな方の優しさに触れとても充実した学生生活でした。
あれから20年…「初心忘れべからず🌱 向上心と感謝の気持ちは忘れずに🌱」をモットーに日々の業務に励んでいます。
このモットーは東北の地で培った精神が基盤となっていると言っても過言ではありません。
7月7日の七夕ランチと七夕まつりのニュースが、ちょっぴりほろ苦い学生時代を思い出すきっかけとなりましたのでお話させて頂きました😊
今は人と人との触れ合いが厳しい社会情勢ではございますが、アンジュレディースクリニックでお産に関わらせて頂く中で「ご縁を大切にした関わりができたらいいな。」と常々思っています。
主に助産師外来、手術室にて従事しております。妊婦さんと産婦さんの「不安だな。」「こんな時はどうしたらいい❓」に出来るだけお応えしたく思っております。ご不明な点やお聞きになりたい点がございましたら遠慮なくお声がけ下さいね🍀
医療法人社団 アンジュレディースクリニック 助産師 早稲田幸子